遠藤がつけている十字架はなぜギリシャ十字なのか?架空の宗派「十字花派」について
これはもう公開されていないフリーゲーム
このゲームに出てくる廃墟の教会がギリシャ十字を掲げていいたからです。
ゲームの内容はもううろ覚えなのですが、たしかネストリウス派の教会だからギリシャ十字、と説明されていたような。
遠藤教会の宗派「十字花派」は架空の宗派ですがこのゲームをイメージしています。
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植物の話ですがアブラナ科は昔「十字花科」とよばれていましたよね。花びらが四枚だから。
遠藤教会の宗派はそこから名前をとりました。
去年の2023年6月24日の遠藤愛の10周年で新しく配布した音源「ムラサキハナナ」
はアブラナ科です。
ネストリウス派を中国では景教といいますが、ムラサキハナナは中国から伝来した花
遠藤愛は正解の食糧難をなんとかしたいと思い植物の育種をしていますが、ムラサキハナナは別名「諸葛菜」とも言われ、かの諸葛孔明が兵士の食料のために植えたとか伝説があるとかないとか
そんな想いで遠藤愛十周年記念のあぺんどは「ムラサキハナナ」になりました。
遠藤慈(えんどう いつく)の過去①
遠藤慈も、遠藤愛(えんどうめでる)と同様に、実験動物用途に開発された人造人間です。
大量生産されていた個体の中の、数少ない生き残りです。
森の奥に隠された研究所はある日爆破され、人造人間たちはほぼ死んでしまいました。
生き残った少年は、森の中をさまよい、拾われてとある教会に預けられました。
優しいシスターさんに育てられましたが文字をどうしても覚えられないのが悩み。
ある日教会は経営難のため閉鎖されてしまいます。
少年はある家に里親に出されましたが、奴隷同然扱いされてしまいそれが嫌で家出します。13歳くらいのころかな。
少年はスラム街で一人暮らしをし始めます。粗末なアパートで、冬も風呂場のシャワーはお湯が出てこないレベル。
近場の建設所で力仕事を主に始めました。小柄な体型なので子供扱いされたりバカにされつつ一生懸命働きます。
定期的に貧困者向けに炊き出しをしている小さな教会がありました。
少年はそこのシスターさんと話をするようになります。シスターの名前は「伊藤咲菜(いとう さかな)」
少年の初恋の人です。
ある日咲菜は教会の問題で遠くの街に異動になってしまいます。
少年は咲菜から木でできたロザリオと小さなサイズの聖書を貰いました。
…
このあと遠藤愛と出会い、名前に漢字を当ててもらい、「遠藤慈(えんどう いつく)」を名乗るようになります。
少年は、シスターに育てられ、初恋の人もシスターであることで、シスターを神聖化しているフシがあります。
なので遠藤愛が植物の研究に身を削っていることが面白くない。
咲菜からもらったロザリオと聖書は宝物で、それなりにキリスト教の信仰心があるのか、それとも咲菜への想いなのかよく分かっていない(?)
遠藤慈(えんどう いつく)の基本プロフィールと小話
遠藤 慈(えんどう いつく)
プロフィール
名前 遠藤慈(えんどう いつく)
ニックネーム メンデル君・いつくん・いっくん
年齢 21歳
性別 男性
身長 148cm
体型 筋肉質に微乳。脱ぐとすごい
誕生日 6月24日
職業 謎の神父、研究での愛の助手
好きな飲み物 豆乳
趣味 筋トレ、球技などスポーツ
どんなことをしているの?
ある日、愛の手伝いとして遠くの町からやって来た。無口で無愛想。むっつりっぽい。えっちなところにお花が咲いてる(?)。遠藤愛の兄か弟か分からないが、人に説明するときは弟だってことにしている。 というかぶっちゃけスラム街に住んでいた。文字が読めない。もぐりの神父。実験動物用に開発された人工DNAの人造人間。
小話
遠藤慈は文字が読めません。聖書も読んだことがないもぐりの神父。
ちょっと宗教の話になっちゃうのですが、文字が読めないというのは、使徒のペテロを意識して設定しているからです(文盲だった説がある)慈は、キリスト教について姉の遠藤愛とくらべそれなりに信仰心があったり。
遠藤慈神父立ち絵で帽子を被っているのは、高橋邦子さんという方が作るRPGゲームのシリーズに出てくる「ジェイコブ」という神父が元ネタです。
えっちなところにお花が生えているという(?)のは町田子も意味がわからない。
当時のフォローさんが呟いていたのをそのまんま採用させてもらいました。
筋トレ、スポーツが好きというのもなんでこの設定つけたか覚えてないな……
好きな飲物が豆乳というのを最初に決めて、そこから、タンパク質を摂っているから筋トレもしているというのを連想した気がする。
遠藤姉弟はなぜギザギザの服を着ているのか
それはですね、町田子が高校生くらいに(遠藤愛のキャラデザ考えるかなり前)描いていた漫画が元ネタです。
漫画のタイトルは「三角イディア」えたーなってる小説版もあるのですが恥ずかしいのでとりあえずリンクは張りません。いつか書く。
三角イディア王国という架空の国が舞台の漫画です。その国の国旗がギザギザ模様をしていて、三角イディア王国の国教である架空の宗教「ナルハヤ教」の神子はジグザグの遠藤が着ている服に似ている服を着ています。
古い絵ですが三角イディア王国の国旗の設定とナルハヤ教の神子の服の絵は貼ります。
さらにちなみになのですが三角イディア王国では「名字に数字が入る家系は数字一族と呼ばれる貴族、なのでえらい」という設定もありまして、遠藤教会の架空の宗派「十字花派」の創設者の十宮一族は三角イディア王国の貴族に由来するという裏設定があります。
世界が繋がっている。
遠藤愛の過去①
遠藤愛はとある研究所で秘密裏に開発された実験動物用途の人造人間です。
大量生産されていた個体の中の、数少ない生き残りです。
森の奥に隠された研究所はある日爆破され、人造人間たちはほぼ死んでしまいました。
生き残った少女は森の中をさまよい、小さな町の神父さんに拾われます。
その神父の名は「遠藤要(えんどう かなめ)」元科学者の若い神父さんです。
少女は「遠藤愛(えんどう めでる)」と名付けられ、すくすくと成長していきます。
要の親友で神父仲間である「十宮槇(とみや まき)」も優しく見守ってくれていました。
愛が12歳のとき。愛は槇の親が経営する遠くの街の私立の中学に進学が決まりました。愛は要とホントは離れたくありませんでしたが、要は愛の才能を見抜き、勉強をさせたいと強く希望していたので、愛は要の言うことをきいて進学することを受け入れいていました。
入学をひかえたある日、教会に一人でいるときに遠藤愛は強盗に襲われてしまいます。
殺されてしまうかもしれない、そんなとき要が物音に気が付き駆けつけてきました。
逆に要は強盗を燭台で殴り殺してしまいます。
要は罪の意識に囚われて槇に電話をして泣きつきました。
槇はすぐさまやってきて意気消沈の要を叩き起こして共に、強盗の死体を森に埋めて教会もすっかり掃除をして証拠隠滅をしました。
…
要は罪悪感から精神を病んでしまいました。愛は要のそばにずっといようと決意し、中学校へ進学することもやめました。愛はシスターになりました。
それでも要はどんどん弱っていきます。食事の量も減っていき、錯乱してしまう日も増えます。
そして愛が17歳のある日、ついに愛のことを責めてしまいました。
「お前のせいで俺は苦しんでいる。お前みたいな実験動物、人間じゃないのに」
…
遠藤愛の過去は昔小説にしてありますが読み返すのも怖いので内容がちがっているかも。すまぬ
遠藤オブエデンーUTAU音源遠藤愛の物語ー
遠藤愛はなぜ植物の研究に熱心なの?
遠藤愛は植物の研究に執着しています。
主に新品種の開発です。世界の食糧危機を救う素晴らしい作物の品種を作りたいと思っています。
それは人類における献身的な重いからでしょうか。いえ、そんな美しい心遠藤愛にはありません。
遠藤愛には育ての親がいます。その名は「遠藤要(えんどう かなめ)」
彼は元科学者の神父さんでした。日曜研究者(在野研究)で新品種の開発をしていました。
遠藤愛は要のことが色んな意味で愛していたので、その執着心から研究をやめられなくなったのです。
愛は結果的に要に捨てられてしまいましが。